はじめに
私は「お昼寝」の問題にぶち当たって、どうしても自分の価値観に合わず、保育園から幼稚園に転園することを決めました。
この記事では、実際の経験をもとに、「お昼寝」の考え方についてお話しします。
お昼寝の時間って園によってバラバラ
まずは、お昼寝の時間について確認してみましょう。
実は、園によってかなり違います。
- 12時〜14時半のところ
- 13時〜15時のところ
- 息子が通っていた園(乳児組):12時〜15時
息子は2歳の時点で、もうお昼寝が必要なくなっていました。
それでも園でしっかりお昼寝をすると、夜なかなか寝つけず、22時半を過ぎてしまうことも。
朝も自分で起きられなくなり、生活リズムが崩れてしまいました。
保育園に通う前は、19時半就寝・6時前起床という生活が定着していて、目覚ましなしでも自然に起きていたのに…。
柔軟に対応してくれる園だと思っていた
お昼寝について保育園に相談しました。
先生たちはお昼寝の時間に内勤のお仕事をたくさんされると聞いていたので、あくまで相談ベースでお話ししました。
すると、
「少しベッドで横になった後は、大人しく絵本を読んだりして過ごしましょう」
ということになり、「とても柔軟に対応してくださる素敵な保育園!」と感激していました。
半年後に知った事実にショック
でも、半年以上経ってからわかったのは、
息子は3時間近く、ベッドの上でじっと横になっていたということ。
息子に尋ねると、
「決まりだから」と先生に言われていたそうです。
いやいや、大人でも何も渡されずにベッドでじっとするのって辛いよね?
3歳の子にそれを…?
それよりも何よりも、園もできないならできないって言ってくれればよかったのに。
無理にお願いしたわけじゃなかったのに。
先生に確認したら…
先生に確認したところ、
「他のお友達が気になってしまうので、途中からは絵本やおもちゃの対応はしていなかったです」
と言われました。
半年以上もその状況をきちんと確認してこなかった自分の不甲斐なさで胸がいっぱいになりました。
お昼寝の方針は園によってさまざま
保育園では、お昼寝の時間が当たり前のように組み込まれていることが多いです。
もちろん、年長さんになるまでお昼寝が必要な子もいます。
でも、必要ない子だってたくさんいるはずです。
園によっては、
- お昼寝が必要ない子は別室で静かに遊ぶ
- 年中になったら、お昼寝するかどうかを選べる
- 途中で起きたら、別室に移動して過ごす
といった柔軟な対応をしてくれるところもあります。
ちなみに息子が通っていた園では、
15時前に起きてもベッドの上から降りずにじっとしているという方針でした。
それって大人の事情じゃない?
個人的な意見ですが、
それって完全に“大人の事情”だよね
というのが正直なところ。
もちろん、先生たちも忙しくて、人手も足りない。
理解はできます。
でも、やっぱりちょっと悲しいなと思いました。
園の方針に正解はない。でも…
こればかりは園の方針なので、何が正しいということはありません。
でも、もし自分の子どもが…
- お昼寝が必要ないのに毎日寝かされ、夜が遅くなってしまう
- 眠たくないのに、何時間もベッドでじっとしていなければならない
そうなってしまうとしたら、それは親として望まない形ではないでしょうか?
私が大切にしたいと思ったこと
私なら、どちらに転んでもいいように、あらかじめ園での考え方をしっかり確認します。
そして、他の条件が同じであれば、
子どもの発達具合に合わせて柔軟に対応してくれる園を選びたいと思います。
おわりに
お昼寝のことって、園選びでは見落としがち。
でも、実際に通ってみると、子どもの生活リズムに大きな影響を与える要素なんですよね。
私の経験が、誰かの園選びのヒントになりますように。
【追記】今回はお昼寝問題にクローズアップして記事にしていますが、保育園で過ごした1年間は息子にとっても大変刺激的で、家庭では経験できないことをたくさんやらせていただけたと思います。先生方には感謝の気持ちでいっぱいです!
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